校務支援システム導入の背景となる大事なポイント！ICTとは何かわかりやすく解説！

ICTとは

ICTとは、情報処理と通信技術の総称で「Information and Communication Technology」といいます。日本語では「情報通信技術」と訳され、インターネットを介して人同士をつなぐ役割を持つテクノロジーです。

身近なものだと、電子メールやSNS上でメッセージをやり取りできるもの、通販やチャット利用などにICTが使われています。また、Googleドキュメントをはじめとするデータのクラウド管理システムもICTの一部であり、私たちは意識せずに普段からICTを利用しています。

ICTとITの違いについて

ITとは、コンピューターネットワークを利用した情報や技術の総称です。正式名は「Information Technology」といい「情報技術」と訳します。

ITがOA機器やハードウェア、アプリケーション、インフラなどコンピューター技術そのものを指す言葉であるのに対し、ICTはそれらを活用して情報を伝達する技術のことです。

ICTとIoTの違いについて

「Internet of Things」を略してIoTといい、直訳は「モノのインターネット」です。その言葉通り、IoTはモノをインターネットに接続する技術を指します。スマートフォンで家電を操作する技術は身近な例です。

IoTはモノをインターネットにつなぐこと、ICTは人とインターネットをつないで情報を伝達することという違いがあります。

ICTの活用例

インターネットを介して情報処理と通信ができるICTは、医療・介護や防災、地域活性など様々な分野で活用されています。

こちらでは、特にICTの導入が注目されている教育の分野での活用例についてご紹介します。

教育現場のICT化として、まずデジタル教材があります。パソコンやタブレットといったIT機器を教科書代わりとして利用することで、動画や画像を使ってより楽しくわかりやすい授業が可能となります。

また、ICT化によって校務の負担を軽減することも可能です。例えば、生徒の成績・出欠・体調などの情報管理は教職員にとって大事な業務でありながらも、これらの管理は大きな負担となっていました。

学校においては毎日の職員朝礼や職員会議、電話当番なども含めて教職員同士、生徒や保護者への連絡事項がとても多く、これらのやり取りや整理などに多大な時間を取られている教育現場も少なくありません。

ICTを活用すれば生徒の情報を一元管理するのはもちろん、連絡事項を一斉に流したり、システム上でいつでも確認・修正できたりと、校務の負担を削減することが可能です。

校務におけるICTの活用は教育の質向上も期待できることから、政府によって「統合型校務支援システム」の導入が推奨されています。

システックITソリューション株式会社の提供する、私立高校・中高一貫校向け校務支援システム「Major School System」は、校務支援システムの導入をご検討中の学校関係者の89％が「導入したい」と回答したシステムです。学籍・成績・出欠・進路・保健・入試・保護者連携機能付きグループウェアなど統合型校務支援システムとして、学校様の運用や仕様に合わせた戦略的なシステム構築の支援を行っております。校務支援システムの導入や乗換を検討されている私立高校・中高一貫校の方は、お気軽にご相談ください。