校務支援システムの機能を用いて部活顧問の業務負担を減らす方法とは？

部活顧問の主な業務

部活顧問の主な業務は、以下の通りです。

部の運営

部の活動予定を作成したり練習場所を確保したりすることは、顧問の大切な仕事です。部活動は毎日行えばよいわけではなく、試験や学校行事などを考慮して練習の有無を決めなければなりません。

また、運動場や体育館など、他の部と共同で使う場所では顧問同士で話し合い、練習場所をローテーションするケースもあります。練習試合の調整や大会の申し込みなど部活動全般の運営も業務の一環です。

部の管理

部費を管理するのも顧問の仕事です。用具を修繕したりユニフォームを新調したり、部活を運営するには様々な経費がかかります。きちんと予算立てをし、回収した部費からやりくりしなければなりません。

また、設備や備品の管理も業務に含まれます。壊れた備品を使って生徒が怪我をしないよう、定期的な点検が大切です。

連絡、調整

部活中の怪我や事故を防ぐために、普段から部員の学級担任や他の部活顧問とコミュニケーションを取ります。授業中の健康状態や保護者からの伝達事項などを確認したり、隣り合う部活動の活動内容を共有したりします。

また、保護者へ活動予定の連絡を行うなど、学外の関係者への連絡を取るのも顧問の仕事です。

実技指導

顧問が競技の基本ルールを教え、専門的な実技の指導を行うケースもあります。中には、経験のないスポーツの顧問を任されることもあり、研修会や講習会に参加して技術を取得しなければならないこともあるでしょう。

練習メニューを作成し生徒に実行させたり、戦術を考えたりするなど、監督の役割も業務の一つです。

部活顧問の課題

部活顧問の業務は運営や管理、指導など広範囲にわたりますので、負担が大きい点が課題です。部活顧問の仕事に時間が割かれ、本来の仕事である授業準備や、担当するクラスの生徒との関わりに時間が取れなくなることも懸念されています。

さらに、部活によっては朝練や土日の試合などを行いながら部の管理や連絡、調整を行わなければならず、時間外労働が増えてしまうことも課題の一つです。

部活顧問の業務を軽減する方法

部活動顧問の業務を軽減する方法の一つに、統合型校務支援システムの導入が挙げられます。校務支援システムを使って作成した活動計画は、学級担任や他の部活顧問と簡単に共有が可能です。さらに、連絡網やメッセージ機能を活用すれば、保護者や学外の関係者ともスムーズなやり取りができます。

校務支援システムにより、部の運営・連絡・調整の業務が低減されますので、全体的な業務負担を軽減できるでしょう。

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